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雪崩防護柵

スロープガードフェンス® タイプLS

SLOPE GUARD FENCE TYPE LS
国土交通省新技術情報提供システム
(NETIS)登録番号
HR-100008-VR
■対応対策
  • 雪崩対策
■適用範囲
対応積雪深:
[予防工の場合] 標準~5.0m、それ以上の場合別途検討
[防護工の場合] ~2.0m程度
スロープガードフェンス® タイプLS
雪崩予防から雪崩防護まで
幅広い対策に有効な鉛直柵
スロープガードフェンスタイプLSは、主に道路際や民家裏に設置して雪崩の被害を防ぐ鉛直式せり出し防止・雪崩予防・雪崩防護柵です。
1. 道路際や民家裏の雪崩対策
2. 杭基礎構造の鉛直式防護柵
3. 雪崩予防にも雪崩防護にも有効

特長

1. 雪崩予防から雪崩防護まで幅広く対応
2. 狭隘地など様々な立地で施工が可能
3. 軟弱地盤でも設置可能
 
雪崩予防から雪崩防護まで幅広く対応
スロープガードフェンスタイプLSは、斜面雪圧、耐雪時の荷重、雪崩衝撃力を考慮した設計ができます。雪崩予防工(せり出し防止柵、雪崩予防柵)と雪崩防護工(雪崩防護柵)、いずれの対策にも適応可能です。
 

雪崩予防工


せり出し防止柵
切土法面等の法尻で発生する積雪の滑り出しへの対策工です。
法尻に設置して、斜面に降り積もった雪がグライドして道路にせり出してくるのを防止します。


雪崩予防柵
雪崩が発生する危険性のある斜面に設置して、表層雪崩及び全層雪崩を未然に防止する対策工です。
 

雪崩防護工


雪崩防護柵
発生した雪崩を堆積区または走路で待ち受けて、保全対象への雪崩の到達を防ぐ工法です。
 
狭隘地など様々な立地で施工が可能
設置スペースが限られた現場でも設置が可能です。雪崩を堆積させるポケット部を確保する必要がある場合、柵高を調整して対応します。斜面の掘削が不要なため、環境への負荷が低減し、残土処理に要するコストも縮減されます。
 

民家裏の狭隘地に設置した事例です。
 
軟弱地盤でも設置可能
支柱が基礎部と一体化しているため、設置地盤の制限がほとんどありません。軟弱な地盤でも条件によっては地盤改良を行わずに設置することができます。

構造

スロープガードフェンスタイプLSは、支柱、金網、ワイヤロープで構成されています。基礎は支柱を一体化した杭基礎構造です。荷重が大きい場合は、山側に控えアンカーを設けることがあります。支柱は、外部鋼管内に小口径鋼管を束ねて配置し、隙間にモルタルを充填した「蓮根型中空構造鋼管(LST鋼)」を使用しています。従来のコンクリート充填鋼管と比較し、高耐力・高靱性を実現しました。
 
支柱断面図/断面図



正面図



 

実験

 

 
支柱部材の曲げ耐力確認実験
実験方法 LST鋼管に対する静的載荷実験
時期 2010年
場所 新潟県
LST鋼管に静的な荷重を載荷し、支柱部材の耐力を確認しました。小口径鋼管の変形効果により外部鋼管への応力集中を防止するため、最大変形40°を超えても支柱は破断せず、耐力を保持したまま変形を続けました。
■静的載荷による、LST鋼管の変形角と曲げ耐力の関係





支柱部材の曲げ耐力確認実験
実験方法 LST鋼管に対する重錘落下実験
時期 2010年
場所 新潟県

施工

1. アンカー削孔
1. アンカー削孔
各控えアンカーの打設位置に、ボーリングマシンを用いて所定の角度で削孔し、アンカー体を挿入します。
2. グラウト注入
2. グラウト注入
グラウトを所定の配合で練り混ぜ、孔内に注入します。グラウトの強度が設計値を満足するまで養生します。
3. アンカー確認試験
3. アンカー確認試験
アンカーの確認試験を行い、設計耐力を満足しているか確認します。
4. 削孔
4. 削孔
支柱建込み位置に、大口径ボーリングマシンを用いて削孔します。クレーンを据えられない狭隘な現場では、やぐらを組み立てて施工します。
5. 支柱建込み
5. 支柱建込み
削孔した穴に支柱を建て込みます。
6. 支柱調整
6. 支柱調整
支柱の角度、高さ、間隔、ブラケットの向きを調整します。
7. 上弦材・サポート材設置
7. 上弦材・サポート材設置
支柱頭部に上弦材を設置します。端末支柱にサポート材を設置します。
8. モルタル充填
8. モルタル充填
支柱の外周部分にモルタルを注入し、充填します。
9. 横ロープ設置
9. 横ロープ設置
所定の位置にワイヤロープを取り付けます。
10. 金網設置
10. 金網設置
ひし形金網と間隔保持材を設置し、各ワイヤロープと結合します。
11. 山側控えロープ設置
11. 山側控えロープ設置
各支柱から山側控えロープを設置します。ロープの端部は、山側アンカー位置で定着します。
12. 完成
12. 完成
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