- 雪崩のすり抜けや抜け落ちがない
- 軽量・シンプルな構造で設置が容易
- 環境への負荷が少ない
- 落石対策との兼用も可能
雪崩のすり抜けや抜け落ちがない
支柱間に金網とワイヤネットを張設した連続構造のため、従来の雪崩予防柵に見られたバーの隙間からの雪のすり抜けや、柵と柵の間からの雪の抜け落ちがありません。対策範囲の雪圧を受け止めて確実に雪崩を予防します。
従来の雪崩予防柵は、構造物同士の間に間隔があるため、雪の抜け落ちが見られました。
ARCフェンスSタイプは、対策範囲全体に金網が配されるので、確実に雪崩を抑止します。
軽量・シンプルな構造で設置が容易
構成部材が軽量なため、斜面上でも安全かつ容易に施工することができます。人力施工が可能であり大型重機が不要なため、搬入に制約のある現場や山腹でも設置できます。
部材が軽量なため、人力施工が可能です。
環境への負荷が少ない
基礎がアンカー構造のため、設置の際大きく地山を掘削する必要がなく、環境への負荷を低減します。立木を避けて配置することが可能なため、伐採を最小限に抑えることができます。また、主にネット部材で構成されるため透過性に優れ、周囲の景観に調和します。
落石対策との兼用も可能
40kJ(衝突速度[v]=20m/sまで)の落石エネルギーにも対応できるため、落石の危険性がある斜面の雪崩対策や、積雪地域での落石対策にも有効です。