落石災害・崩壊土砂災害・雪崩災害の対策製品

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プレスリリース
2017/06/26
ブータン王国の道路斜面災害対策に関する案件化調査への採択

 株式会社プロテックエンジニアリング(本社:新潟県北蒲原郡聖籠町 代表取締役:野村利充)は、国際協力機構(JICA)の「2017年度第1回中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」に応募し、「道路斜面災害対策技術及び工法に関する案件化調査」(ブータン王国)が採択されました。
 
 本案件化調査は、ブータン王国で発生する落石や崖崩れ、地滑りといった斜面災害への対策製品について、現地での適応性検証や試験設置に向けた測量、設計、施工準備などを行うプロジェクトです。JICA及び各協力機関と連携を取りながら、今後1年を目途に当社製品の普及・実証に向けた調査をすすめていきます。
 
 ブータン王国は急峻な山に囲まれた内陸国で、主要インフラである道路で斜面災害が頻発、人の移動に支障をきたし、断絶地域が発生するなど、社会発展上の脆弱性が大きな課題となっています。特に地方道での斜面災害は、農産物の出荷に影響し、基幹産業である農業の生産性に大きな影響を及ぼしています。
 
 当社は、落石や崩壊土砂、雪崩といった斜面災害の被害を防止する製品を開発しており、これまで新潟県をはじめ日本全国で1,600箇所以上の販売事績を誇っています。その技術とノウハウを活かした製品をブータン王国に導入することで、道路交通を安定化させ、農産物輸送を確保し、着実な経済発展への支援を行うための具体的案件形成に向けて本調査に取組んでいきます。
 
 具体的には、補強土を用いて大規模な落石の衝撃を吸収する「ジオロックウォール」(2016年11月新潟県知事表彰「技術賞」受賞)や、斜面の崩壊を防ぐ「マクロネット」などの製品の設置に向けた調査を進めるとともに、ブータン王国道路局との連携を深め、道路斜面災害対策に関する技術移転も行っていきます。
 
 将来的には、ブータン王国及び周辺の南アジア諸国の道路における斜面災害対策技術に関するODA案件の組成や現地公共事業への参入実績を増やしていくことで、売上げの拡大を図っていきます。

*詳細は こちら をご覧ください。(PDFファイルが開きます)

■ 本件に関するお問合せ先
株式会社プロテックエンジニアリング
担当 総務部 経営企画課 相澤純一郎
TEL:025-278-1551 / FAX:025-278-1559
MAIL:aizawa@proteng.co.jp
 
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