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崩壊土砂防護柵

スロープガードフェンス® タイプLE

SLOPE GUARD FENCE TYPE LE
国土交通省新技術情報提供システム
(NETIS)登録番号
HR-100008-VR
■対応対策
  • 落石対策
  • 崩壊土砂対策
■適用範囲
条件に応じて設計
スロープガードフェンス® タイプLE
土砂捕捉性能と維持管理性に優れた
鉛直式崩壊土砂防護柵
スロープガードフェンスタイプLEは、道路際や民家裏で崩壊土砂を受け止める待ち受け型の鉛直式崩壊土砂防護柵です。支柱間に設置したパネル式ワイヤネットと金網で土砂の流出を防ぎます。
1. 道路際や民家裏の崩壊土砂対策
2. 杭基礎構造の鉛直式防護柵
3. 土砂衝撃力と堆積土圧を考慮した構造

特長

1. 狭隘地など様々な立地で施工が可能
2. 軟弱地盤でも設置可能
3. 土砂のすり抜けがないワイヤネット構造
4. ワイヤネットを支柱間ごとに取り外して容易に維持管理
 
狭隘地など様々な立地で施工が可能
支柱を直接地山に建て込む杭基礎構造であるため、設置スペースの狭い現場や斜面上など、様々な立地での施工が可能です。柵高を調整することで土砂を堆積するためのポケット容量を確保することができるため、斜面の改変を最小限に抑えられます。
 

建物裏の狭隘地に設置した事例です。


法尻だけでなく、斜面中腹にも設置することができます。
 
軟弱地盤でも設置可能
支柱を直接地山に建て込む杭基礎構造であるため、軟弱な地盤でも、条件によっては地盤改良を行わず設置することができます。重力式擁壁と比較して、施工期間の短縮やコストの縮減が可能です。
 
土砂のすり抜けがないワイヤネット構造
ワイヤロープを格子状に連結したパネル式ワイヤネットを用いているため、ワイヤロープを水平に張設した防護柵と比べて土砂のすり抜けがありません。


受撃面にパネル式ワイヤネットを採用。土砂のすり抜けがなく確実に捕捉します。
 
ワイヤネットを支柱間ごとに取り外して容易に維持管理
ワイヤネットは支柱間ごとに取り外し可能なため、土砂捕捉後の排土作業を容易かつ迅速に行うことができます。また、取り外したワイヤネットなどの部材は再設置できるため、コストが抑えられます。


ワイヤネットは容易に脱着が可能です。


堆積土砂と隣接するスパンから土砂を排出し、迅速な復旧が可能です。

構造

スロープガードフェンスタイプLEは、支柱、金網、ワイヤネット、ワイヤロープで構成されています。基礎は支柱と一体化した杭基礎構造です。支柱は、外部鋼管内に小口径鋼管を束ねて配置し、隙間にモルタルを充填した「蓮根型中空構造鋼管(LST鋼管)」を使用しています。従来のコンクリート充填鋼管と比較し、高耐力・高靱性を実現しました。モルタル充填部に補強鉄筋を挿入することで、さらに耐力を向上させることもできます。
ワイヤネットは、ワイヤロープの交点を連結部材で結束した格子形状で、土砂捕捉機能と維持管理に優れます。また、ワイヤネットはパネル式になっており、支柱間ごとに取り外しが可能です。そのため、従来工法の重力式擁壁やガードロープを用いた防護柵と比べて、被災後の堆積土砂排出を容易に行うことができます。
落石に対しては、300kJまでの落石エネルギーに対応することができるため、幅広い用途に使用可能です。

正面図(上弦材なし)



支柱断面図/断面図

実験

実物供試体による衝撃載荷実験

 
落石に対する性能照査実験 
実験対象 スロープガードフェンス タイプLE100
実験方法 実物供試体に対する重錘自由落下実験
時期・場所 2018年   新潟県
柵高・延長 3.2m    15m(3スパン, 支柱4本)
重錘形状・材質 多面体    鋼製殻+コンクリート
重錘密度・重量 3.0t/m3    340kg
落下高さ 32.7m
衝突速度 25.3m/s
載荷エネルギー 109kJ
実験は、落石対策便覧(2017年12月改訂版 / 公益社団法人日本道路協会)の、実験による性能検証の条件に適合しています。
その他製品における落石対策便覧に適合した実験動画は こちらをご覧ください。

 
落石に対する性能照査実験 
実験対象 スロープガードフェンス タイプLE300
実験方法 実物供試体に対する重錘自由落下実験
時期・場所 2018年   新潟県
柵高・延長 3.2m    15m(3スパン, 支柱4本)
重錘形状・材質 多面体    鋼製殻+コンクリート
重錘密度・重量 2.4t/m3    1,008kg
落下高さ 32.2m
衝突速度 25.1m/s
載荷エネルギー 318kJ
実験は、落石対策便覧(2017年12月改訂版 / 公益社団法人日本道路協会)の、実験による性能検証の条件に適合しています。
その他製品における落石対策便覧に適合した実験動画は こちらをご覧ください。

 

支柱部材の曲げ耐力確認実験

 
 

 
実験方法 LST鋼管に対する静的載荷実験
時期 2010年
場所 新潟県
LST鋼管に静的な荷重を載荷し、支柱部材の耐力を確認しました。小口径鋼管の変形効果により外部鋼管への応力集中を防止するため、最大変形40°を超えても支柱は破断せず、耐力を保持したまま変形を続けました。
 

 
実験方法 LST鋼管に対する重錘落下実験
時期 2010年
場所 新潟県
 

ネット部材の挙動確認実験

 

 
実験対象 ワイヤネット、二重撚線亀甲金網
実験方法 供試体に対する大型土嚢載荷実験
時期 2009年
場所 新潟県
大型土嚢を堆積土砂に見立て、堆積土圧が作用した際のワイヤネットの挙動を確認しました。
 

 
実験対象 ワイヤネット、二重撚線亀甲金網
実験方法 供試体に対する重錘自由落下実験
時期 2009年
場所 新潟県
大型土嚢を載荷した状態の供試体に重錘を自由落下させることで土砂の衝撃を再現し、土砂衝撃力が作用した際のワイヤネットの挙動を確認しました。
 

堆積土圧に対する性能照査実験

 

 
実験方法 実物供試体に対する大型土嚢載荷実験
時期 2009年
場所 新潟県
大型土嚢を堆積土砂に見立てて実物供試体への荷重載荷実験を行い、堆積土圧に対する性能を確認しました。
 

土砂衝撃力に対する性能照査実験

 

 
実験方法 実物供試体に対する重錘自由落下実験
時期 2009年
場所 新潟県
大型土嚢を載荷した状態の実物供試体に重錘を自由落下させることで土砂の衝撃を再現し、土砂衝撃力に対する性能を確認しました。
 
落石に対する性能照査実験
実験方法 実物供試体に対する重錘自由落下実験
時期 2009年
場所 新潟県
重錘重量 10.0kN
載荷エネルギー 100kJ
実物供試体に重錘を自由落下させ、落石に対する性能を照査しました。100kJの落石エネルギーを捕捉する性能を有していることを確認しました。

施工

1. 削孔
1. 削孔
支柱建込み位置に、大口径ボーリングマシンを用いて削孔します。クレーンを据えられない狭隘な現場では、やぐらを組み立てて施工します。
2. 支柱建込み
2. 支柱建込み
削孔した穴に支柱を建て込みます。
3. 支柱調整
3. 支柱調整
支柱の角度、高さ、間隔、ブラケットの向きを調整します。
4. 上弦材設置
4. 上弦材設置
支柱頭部に上弦材を設置します。
5. モルタル充填
5. モルタル充填
支柱の外周部分にモルタルを注入し、充填します。
6. ワイヤロープ設置
6. ワイヤロープ設置
各ワイヤロープを所定の位置に取り付けます。
7. ワイヤネット設置
7. ワイヤネット設置
各ワイヤロープにワイヤネットを取り付けます。
8. 金網設置
8. 金網設置
ワイヤネットに金網を設置します。
9. 完成
9. 完成

災害抑止例




集中豪雨により発生した崩壊土砂をしっかりと捕捉しました。
部材に損傷はなく、堆積土砂の排出のみで復旧することができました。
時期 2014年
場所 北海道千歳市
状況 崩壊土砂の捕捉
対応 補修等の対応なし
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